快食・快眠・快便

 

食欲の秋ですね。

私はこの時期は気がつくとついつい食べ過ぎてしまいます。

お腹がきちんと働いているうちはいいのですが、食べ過ぎが続いてしまうと胃腸の働きが落ちて、消化、吸収、排便がうまくできなくなってしまいます。

食後に胃がもたれたり、チャポチャポとお腹にお水が溜まったり、身体にお水が停滞して循環が悪くなることもあります。

またお腹の働きが落ちてしまうと夜寝付きが悪くなることもあります。

身体は美味しく食べて消化吸収が行え、体内に余分なものが貯まらないようにしっかりとお通じがあって、よく眠れ気持ちよく起きることができれば、疲れが溜まりにくく快適な毎日を楽しむことができます。

規則正しい生活が送れていればいいのですが、不規則な生活や過度なストレス、疲労や加齢によるホルモンバランスの変化などによって身体のリズムが乱れてしまう場合には、なんらかの助けが必要なこともあると思います。

鍼之助では、来院されたほとんどの方にお腹へ鍼をさせていただいています。

それはお腹には胃腸の働きを助けるツボがあり鍼をさせていただくことで、快食、快眠、快便へと繫がるとの考えが一つです。

もちろん個人差はありますが、私の場合は鍼をすることでお通じがとてもスムーズになります。

鍼をすると身体が活動している状態からリラックスした状態に切り替わり、胃腸の働きが活発になります。グルグルとお腹が動き出す方も少なくありません。

またお腹に熱が多い場合は乾いて硬くなってしまったり、逆に冷えている場合はお腹が動かずにお通じが悪くなってしまうこともあります。

そう言った場合でも鍼によって偏りを調整することで、お通じに良い影響をもたらしていると考えられます。

当院では痛みや痺れなどと同時にお腹の調整もさせていただいています。

食べ過ぎてしまいやすく、冬に向けて変化の多い今の時期は、鍼によるお身体の調整をお勧めいたします。

 

※効果には個人差があります。気になることがございましたら是非ご相談ください。