春バテ


 先日、TVニュースの特集で「春バテ」という言葉を知りました。
春や秋のような季節の変わり目には体調を崩される方が多いです。気圧や気温の変化が大きく、自律神経に影響を及ぼすことが原因の一つとして考えられると思います。
例えば高気圧に覆われると空は晴れます。低気圧が近づくと天気は下り坂になるわけです。天気ではわかりやすいですが、実際の気圧の変化は気づきにくく、身体に影響を及ぼしていてもわからないものです。
変わりやすい天候に加え春は温度差も激しく、日中の気温の変化が10℃以上になることもあります。これもまた自律神経を乱しやすい要因になります。
 そして5月病という言葉通り新生活が始まって緊張が続いた1ヶ月間で心も疲れ気味‥こうして外的要因と内的要因が合わさって自律神経を乱しやすいという状態になります。
 ご自身で生活リズムを崩さない、栄養バランスの取れた食事を心がけるなどの対策はできると思いますが、鍼という選択肢もありますよと私は言いたい。
 自律神経の乱れは自分では分かりにくいものです。私たち鍼灸師は脈やツボの反応をみながら自律神経を整えるのが得意です。
 当院は刺激の少ない心地よい鍼を心がけておりますので、来られる方はゆったりと横になり、気持ちよく施術を受けていただいています。
 もし「一人で頑張るのしんどいな」と感じましたら、お近くの鍼灸院に行かれることも検討されてはいかがでしょうか。