冷たい麺とお腹 夏バテ注意報②

 

いよいよお盆休みに入られた方も多いと思います。

鍼之助では8月19日(月)20日(火)をお休みとさせていただいてますのでご了承ください。

 

連日の猛暑の中、冷たいものがとても美味しいですね。冷やしうどん、ざる蕎麦、冷やし中華、そうめんに冷製パスタなど、冷たい麺類は喉越しが良くつるつるとついつい食べ過ぎてしまいます。

非常に美味しいのですが少し注意が必要です。食べやすいが故にあまり噛まずに食べてしまう事が多いのです。

あまり噛まないので固形物のまま胃に運ばれ、お腹の消化機能に頼ることになります。

口腔内で咀嚼を行い唾液と絡めながら固形物を細かくする消化吸収の第一段階が少ないため、お腹への負担が大きくなってしまいます。

そして咀嚼が少ないため満腹中枢が働かず、ついつい食べ過ぎてしまうことも‥

この時期は水分を多く取る必要があるため、お腹が冷えたり堅くなり(お腹の所を少し押さえると堅くなっている方が多いです)働きが低下していることもあります。

そのような場合は更に負担がかかってしまいます。

できれば麺類も噛むことを意識して食事をされるのがオススメです。

また温かいスープなどもお腹の働きがよくなりますのでお試しください。

お腹がホッとする感覚が得られる方も少なくないと思います。

 

消化吸収と排泄がしっかり出来ると体調は全体的にアップします!

鍼灸ではお腹の働きを確認する術として腹診、脈診、舌診があります。

施術後はお腹がすっきりしたり、食事が美味しく食べられるといった声もいただきます。

まずはご自身で負担がかからないように注意していただくことが大切ですが、

なかなか改善がみられない場合は、是非ご相談ください。