最近室内で熱中症になる方が多いようです
脈は身体に熱を持つと早くなるとして
古来から脈診の重要な確認事項の一つです
東洋医学では安静時の脈拍が1分間に80以上だと
身体の熱が多い状態と言われています
また厚生労働省の資料では
身体の水分が1%失われると
心拍が5〜10拍上がるとあります
2%で喉の渇きを覚え
4%で尿量減少、疲労困憊、皮膚紅潮
5%でよろめき、頭痛、めまい、足取り遅延
8〜10%では身体動揺、けいれんとあります
心拍が5拍上昇すると
2%は10拍 5%は25拍 8%では40拍
少なくとも上がることになります
目安ですが80〜100拍くらいまでには
水分補給や身体の冷却を行われた方がいいと思います
心拍が上がることで皮膚表面に血液をどんどん流して
熱を身体の外へ発散させようとしている状態です
アイスパックや霧吹きで水を首に吹きかける
首周りに巻くようなものもありますね
冷やしすぎは滞り肩凝りなどの原因になるのでご注意ください
心拍数はもともと早い方や遅い方もいますので
あくまでも普段のご自身の脈から参考にしてくださいね
脈を見るときは3本の指で後ろから手を回すと見やすいですよ
ぜひお試しください