最近は夏の疲れや気候の乱れもあって頭痛の方が多く来られています。
鍼之助では緊張型頭痛の方や片頭痛の方が来院されています。
胃腸の疲れや体力の消耗などによって頚や肩や頭、目などに滞りが起こりやすくなることも一因かと思われます。
長時間に及ぶデスクワークによって筋肉が緊張しすぎてしまうことも多いです。
また自律神経が乱れることによる全体の循環不良なども考えられます。
今回頭痛がひどくなり来られた方の中に鎮痛薬を服用されている方もいらっしゃいました。
実はその服用回数には注意が必要で1ヶ月のうちに15日以上(種類によっては10日以上)3ヶ月鎮痛薬を服用されると薬剤性の頭痛というものが起こりやすくなってしまうのです。
薬を連続して服用することで、鎮痛作用が起きにくく神経が過敏になって頭痛を感じやすくなってしまうという状態です。
多い方では15日以上服用されている方もいらっしゃいました。
これはなんとかしなくては!
いつも思いますがこういう時は焦ります。
頭痛の場合は頭もそうですが全体の流れも意識します。
足の方の流れがよくない、お腹の流れがよくない、などがあると頭に血液の渋滞が起こりやすい状態で肩凝りなども起きやすく緊張型頭痛でも片頭痛でも原因になりやすいと考えています。
それらに良いとされるツボを選んでから頭の方も直接施術していきます。
頭の方は触れると硬くなられている方が多いので丁寧にみて柔らかくなるように鍼をしていきます。
頭は頭痛がない方も滞りやすく、その場合身体の循環も良くないことが多いです。
頭の硬さが取れると一気に全体の流れが変わることもあります。
後日お薬を多く服用されていた方が薬が減ったというのを伺ってホッとします。
頭痛にも色々ありますが緊張型頭痛と言われるものや片頭痛、そして薬剤性頭痛も鍼灸はおすすめです。
特にお薬を飲まないと辛いという方はお早めに鍼灸を試されてはいかがでしょうか。