岡野公園の梅が綺麗に咲いています。

少しづつ春めいてきましたのでお散歩に良い季節となってきましたね。
歩くことが身体に良いことは誰もが知っていることですが、分かってはいても行動に移せない人はいると思います。
例えば歩くと膝が痛くなりやすい方も変形が酷くない場合は運動不足によって、より痛みやすいかもしれません。
筋力が落ちてしまい膝が不安定になったり、膝周りの筋肉が弱く緊張して硬くなると膝の痛みとして感じてしまったり、さらに膝の関節に栄養を巡らせるには膝を動かすことで巡ります。血管が通っていないところがあるので動かしていないと膝は栄養が行き渡りにくいです。
また東洋医学では冷えが入ると痛みを引き起こすと言われますが、足元は血液も巡りにくいため筋肉が動くことで循環のサポートになります。
筋力をつけながら少しづつ歩く量を増やしていけるのが理想だと思います。
もし歩いていて痛んでしまった場合、冷やすか温めるかという問題があります。
非常に難しいですが、発赤がある、じっとしていても痛む、反対の膝と比べ腫れている、手の甲などで触れると反対よりも熱く感じる症状があると、炎症が起きているので温めずに冷やす方がいいです。特に反対と比べて冷たいと感じず冷やして気持ちがいい場合は炎症が起きている可能性が高いので、ビニール袋に氷と少しのお水を入れて10分ほどあてて冷やしてあげてください。お風呂もその日はあまり温まり過ぎずさっと出た方がいいでしょう。
逆にそういった症状がなくお風呂に入ると痛みが楽になるようでしたら温かくしてあげるとよろしいかと思います。血流も良くなり筋肉が柔らかくなり関節も動きやすくなります。
基本的には温かくして冷やさない方がいいですが、炎症が起きているときは冷やした方が後がいいようです。
鍼灸は血流の巡りを良くして身体のバランスを取る、痛みを和らげる、筋肉や関節が動きやすくなるなどを得意としていますので、運動をされる際に取り入れて頂くと運動効果がより一層高まります。
当院では現在、鍼灸プラス運動のプログラムを開発中です。
1人で黙々と運動するのは苦手だな。
歩くだけじゃなくて、身体の調子を見てもらいながら運動したいな。
このような声にお応えできるよう、私も頑張っています。